*08:25JST 中東情勢の先行き懸念などを背景にした原油高などを嫌気した動き継続か
[本日の想定レンジ]
28日のNYダウは347.11ドル安の51481.51ドル、ナスダック総合指数は248.34pt安の2
6820.38pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比215円高の65785円だった。29日は、中東情勢の先行き不透明感から原油価格が上昇し、インフレや企業業績の悪化懸念から売りが続くと見込まれる。28日の東京市場は、朝方は前週末の米半導体関連株高を映して人工知能(AI)関連株が買われ、日経平均は取引時間中としては、8月18日以来約1カ月半ぶりに心理的な節目の67000円台を回復する場面があった。ただ、連騰警戒感や節目到達による目先の達成感から利益確定売りが次第に増えたほか、韓国総合株価指数(KOSPI)がじり安歩調をたどったことや国内長期金利が上昇基調にあることも投資家心理を悪化させ、大引けにかけて値を崩し、日経平均は結局6営業日ぶりに反落した。ローソク足は、下ヒゲのない「陰の大引け坊主」を形成し、上値の重さが意識された。28日の米国市場では、トランプ米大統領が26日、米国が海上封鎖などの条件を受け入れれば7日以内にホルムズ海峡を開放するとのイラン側の提案を拒否したと明らかにしたことなどを受け、イラン情勢を巡る先行き不透明感が投資家心理を圧迫し、米原油価格や長期金利が上昇したため、主要株価指数はそろって下落した。なかでもSOX指数は1.61%安と半導体・AI関連株の下げが目立った。ナイトセッションの日経225先物は65650円と小反発したものの、28日の日経平均の終値を下回っており、本日はテック株中心に値を消す銘柄が増えることが予想される。一方、29日は9月中間配当落ち日となっており、日経平均の配当落ち分は350円程度と試算されている。投信などパッシブ連動資産がすべて配当落ちに伴う先物買いに動いた場合、日経225先物に2500億円程度、TOPIX先物に1兆4000億円程度の買い需要がきょうの寄り付き近辺で入ることが想定され、底堅く推移するかもしれない。ただ、中東リスクによる原油や長期金利上昇基調が続いているなか、企業業績への悪影響が警戒されるほか、米国とイランの和平協議の行方も不透明で、目先は不安定な値動きが想定されよう。上値のめどは、75日移動平均線の66635円や心理的な節目の67000円、8月18日安値の67368円、心理的な節目の68000円、69000円。下値のめどは、25日移動平均線の65296円や心理的な節目の65000円、64000円、63000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限66200円-下限65200円
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