*07:12JST 29日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、低調な経済指標や金利高を嫌気
■NY株式:米国株式市場は続落、低調な経済指標や金利高を嫌気
米国株式市場は続落。ダウ平均は131.59ドル安の51349.92ドル、ナスダックは22.84ポイント安の26797.54で取引を終了した。
サウジアラビアの主要パイプラインが半分復旧し原油安で安心感が広がり、寄り付き後、まちまち。同時に、連邦公開市場委員会(FOMC)当局者の追加利上げを支持する発言で長期金利上昇が相場の重しとなり、下落に転じた。消費者信頼感指数やJOLT求人件数も冴えず、相場は終日軟調に推移し終了。セクター別では、公益事業が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は、第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、需要が強く、燃料コスト上昇を相殺するとする通期見通しが予想を上回り、上昇。アウトバックステーキハウスなど、カジュアルレストランを所有・運営するブルーミン・ブランズ(BLMN)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。
クラウドテクノロジーのオラクル(ORCL)は提携先の人工知能(AI)開発スタートアップ、オープンAIの年間経常収益が700億ドルに迫る勢いと報じられ、上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は当局による737マックス10機の認証延期がフリーキャッシュフローに与える影響は限定的との判断を受け、上昇した。
NY連銀のウィリアムズ総裁は年内あと1回の利上げでインフレ抑制に十分との見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米住宅価格指数が予想を上回る
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円98銭まで下落後、157円70銭まで上昇し、157円38銭で引けた。
米住宅価格指数が予想を上回ったほか、ホルムズ海峡再開に向けイランが米国にイラン港閉鎖を解除することや軍事的圧力の緩和などを条件とする一方で、トランプ政権はイランが核兵器を持つことができないと強調しており、見解には未だに隔たりが見られ、高インフレ長期化を警戒した長期金利の上昇でドル買いが優勢となった。その後、消費者信頼感指数やJOLT求人件数の悪化で10月の利上げ観測が後退、ウィリアムズ米NY連銀総裁のあと一回の利上げで十分との発言で、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1358ドルから、1.1312ドルまで下落し、1.1335ドルで引けた。
ユーロ圏9月景況感指数が予想外に悪化、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測後退でユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は178円71銭から178円11銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3252ドルから1.3202ドルまで下落した。
バーナム英首相が欧州連合(EU)再加盟の可能性にも言及しポンド売り圧力となった可能性がある。
ドル・スイスは0.8327フランから0.8359フランまで上昇。
■NY原油:大幅続落、イランのホルムズ海峡再開条件提示で供給懸念が後退
9月29日のNY原油先物11月限は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-3.74ドル(-4.04%)の88.86ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.80-94.72ドル。イランがホルムズ海峡の再開に向けて、米国によるイラン港湾の閉鎖解除や軍事的圧力の緩和を条件として提示したと伝わり、事実上の封鎖解除に向けた交渉が前進するとの観測が広がった。売りが膨らんで88.80ドルまで下落し、節目の90ドルを割り込んだ。通常取引終了後の時間外取引では主に88ドル台後半を挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 54.96ドル -0.51ドル(-0.91%)
モルガン・スタンレー(MS) 192.76ドル -0.88ドル(-0.45%)
ゴールドマン・サックス(GS)916.24ドル -0.04ドル(0.00%)
インテル(INTC) 115.93ドル -0.10ドル(-0.08%)
アップル(AAPL) 329.40ドル -9.00ドル(-2.65%)
アルファベット(GOOG) 337.32ドル -1.84ドル(-0.54%)
メタ(META) 738.79ドル +23.17ドル(+3.23%)
キャタピラー(CAT) 826.64ドル +6.69ドル(+0.81%)
アルコア(AA) 41.97ドル -0.28ドル(-0.66%)
ウォルマート(WMT) 106.80ドル -1.93ドル(-1.77%)
<YY>