*07:38JST NYの視点:米9月NFIB中小企業楽観指数は52年間の歴史的平均下回る、インフレ懸念が最大の問題と指摘、利上げ観測弱まる
全米独立企業連盟(NFIB)が発表した9月中小企業楽観指数は、97.9となった。8月の98.7から低下し、6月来の低水準となった。52年間の歴史的平均98を若干下回った。
営業コストや金融コストの上昇で、企業はビジネスへの不透明化を強めており、ビジネス拡張や資本支出に対して一段と慎重になっている姿勢が明かになった。需要は強く、売り上げ見通しは改善する一方で、コスト圧力や不透明性への懸念が上回った。
不透明性項目は90と、8月89から上昇、歴史的な平均68を依然上回ったまま。ビジネス拡大に良い時期との回答は5ポイント低下した。設備投資計画も2ポイント低下。信用状況予想も1ポイント低下した。良好なビジネス環境は2カ月連続で悪化した。
同時に、ビジネスセンチメントの悪化はまだ需要には波及していない。実質売り上げが強まるとの見通しは3ポイント上昇。インフレが最大の問題との回答は、前月からさらに4ポイント上昇し、20%となった。中小企業の3割が3カ月内に値上げを計画していると回答した。
高金利により支出や成長抑制に働いている兆候が見られる。FRBの早期の利上げの必要性は今のところ見られない。
◇米9月NFIB中小企業楽観指数:97.9(8月98.7)
ネット雇用計画:17%(17%)
設備投資:22%(24%)
在庫の純変化:2%(1%)
経済の純見通し:6%(10%)
純売り上げ予想:9%(6%)
求人:32%(35%)
信用状況:-3%(-2%)
事業拡大の良い時期:7%(12%)
純収益:-20%(-19%)
不透明性:90(89)
販売価格値上げ:31%(31%)
不透明指数:90(89)
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