*12:15JST 日経平均は5日ぶり反発、自律反発狙いの買いが先行
日経平均は反発。415.61円高の68193.13円(出来高概算9億1477万株)で前場の取引を終えている。
前日13日の米国株式市場は下落。ダウ平均は180.45ドル安の51,670.10ドル、ナスダックは41.52pt安の27,204.38ptで取引を終了した。中国のメモリー半導体メーカーが高性能製品の投入を計画していると伝わり、競争激化への警戒感から半導体関連株を中心に売りが広がった。また、米大手銀行の決算発表が本格化する中、決算内容がまちまちとなったことも相場の上値を抑えた。ダウ平均は一時上昇したものの、その後は下落に転じ、ナスダック総合指数とともにマイナス圏で取引を終えた。
米株式市場の動向を横目に、14日の日経平均は164.71円高の67942.23円と反発して取引を開始した。前日までの4日続落で2900円あまり下げていたことから、短期的な売られ過ぎ感が意識され、自律反発狙いの買いが先行した。値がさの半導体関連株や電子部品株の一角に買いが入り、日経平均は上げ幅を拡大した。一方、前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日続落したことや、今晩に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることが上値を抑えており、上げ幅は限定的となっている。
個別では、アドバンテ<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>、信越化学工業<4063>、ファナック<6954>、レーザーテック<6920>、TDK<6762>、コナミグループ<9766>、ソニーグループ<6758>、味の素<2802>などの銘柄が上昇。
一方、オリンパス<7733>、テルモ<4543>、キオクシアホールディングス<285A>、中外製薬<4519>、イオン<8267>、大塚ホールディングス<4578>、アステラス製薬<4503>、第一三共<4568>、東京海上ホールディングス<8766>、日本取引所グループ<8697>、住友不動産<8830>、塩野義製薬<4507>、オムロン<6645>、メルカリ<4385>、しずおかフィナンシャルグループ<5831>などの銘柄が下落。
業種別では、非鉄金属、化学、電気機器などが上昇した一方で、銀行業、証券・商品先物取引業、空運業などが下落した。
後場の日経平均株価は、前場の上げ幅を維持しつつ、68000円台前半でもみ合う展開が意識されよう。前場は自律反発狙いの買いに加え、値がさ株の上昇が指数を押し上げた。ただ、内需・ディフェンシブ系業種が軟調で、物色は指数寄与度の大きい一部銘柄に偏っている。中東情勢を巡る先行き不透明感や原油価格の高止まりも投資家心理を慎重にさせる要因となろう。今晩には9月の米消費者物価指数(CPI)
の発表を控えており、米金融政策の先行きを見極めたいとして、後場は積極的な上値追いが手控えられやすい。また、今晩米大手金融機関の決算、蘭ASMLホールディングの決算発表も予定されており、半導体関連株の動向に関心が集まろう。
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