*07:40JST NYの視点:米9月小売売上高は価格上昇によるガソリン売上が押し上げ、Q2GDPの成長押し下げへ
米商務省が発表した9月小売売上高は前月比+0.8%と、8月+1.3%から鈍化も予想を上回った。ガソリン価格の上昇でガスステーションでの売り上げが増加し全体指数を押し上げた。必ずしも消費は堅調ではない。ガソリンや自動車を除いた小売は前月比+0.2%と8月+1.1%から鈍化した。8月分は+1.2%から下方修正された。ガソリン価格は1ガロンでほぼ4.5ドル近くまで上昇。ガスステーションの売り上げは+6.4%。前年同月比では+28.1%となる。フードや飲料サービス支出は+1.1%と、レストランの売り上げは堅調。9月小売はガソリンステーション、フードサービスでの売り上げでほぼ占められる。自動車、自動部品は+0.2%。オンライン小売は引き続き拡大もぺースは鈍化した。
根強いインフレで消費者の支出の勢いは失速しつつある。国内総生産(GDP)の算出に用いられる外食、自動車、建材、給油を除いたコントロールグループは前月比+0.1%と、8月の+1.2%から予想以上に鈍化。7-9月期GDP成長を抑制した可能性が示唆された。
消費者物価指数(CPI)に続き、生産者物価指数(PPI)も加速したが、物価上昇が支出抑制に影響している証拠となり、緊急な利上げの必要性がなくなる。
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