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田代尚機のチャイナ・リサーチ

中国の人民元高誘導、日本円への影響は?

2017年6月6日 18:00

対ドルレートで人民元高が進行中

対ドルレートで人民元高が進行中

 人民元対ドルレートが人民元高方向に振れている。今年に入ってからの基準値の推移をみると2017年1月4日、1ドル=6.9526元が人民元安の底値。その後上げ下げを繰り返しながら人民元高方向に進んだが、5月上旬にはまだ、6.9元台に乗せる局面もあった。しかし、それから人民元高が進み、6月に入るとそれがさらに加速、6日の基準値は6.7934元となっている。

 昨年から今年1月あたりまでは、資金流出が進み、人民元安が進むのではないかといった見通しが強かった。しかし、外貨準備高をみると、1月の2兆9982億400万ドルをボトムに3か月連続で増加しており、4月は3兆295億3300万ドルまで増えている。資金流出は止まっている。人民元レートについては既に示した通り、人民元安ではなく、人民元高が進んでいる。こうした動静の背後には、ドルが世界各国の通貨に対して下落していることのほか、中国が外貨持ち出しの監督管理を強化したことや、インターバンク市場で金利を高めに誘導していることが影響している。

 ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、債務が増加、成長率が鈍化し、金融・財政が悪化するとの見通しから、中国の格付けを「A1」に引き下げている。ちなみに、これは1989年以来、28年ぶりの引き下げである。資金流出懸念の台頭から、人民元安が進むとみられたが、実際は逆の動きとなっている。それは、当局が基準値決定メカニズムに関する調整を行ったことが影響している。

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