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巨人13連敗は景気にプラス? 過去の大型連敗時のケースは

 これでは景気への好影響は期待できそうもない、と思いきや、巨人の大型連敗と景気の関係について、意外なデータがあるという。

「巨人は球団史上初の最下位に沈んだ1975年の第一次長嶋茂雄監督時代に11連敗(1分けを挟む)して以降、原辰徳監督時代に9連敗を2回、10連敗を1回経験しています。これらの連敗を喫した当時は、すべて景気拡張局面にあたっているのです」

 巨人が強いほど人々の消費マインドを刺激するはずだが、連敗しても景気が良くなるとは、どういうことなのだろうか。

「もちろん偶然の可能性もありますが、あまりに負けを重ねると逆に関心が高まったり、応援する気持ちが強くなったりすることは十分考えられます。記録的な連敗となればスポーツ紙も売れますし、悪影響ばかりではありません」

最も景気にプラスの影響を与えるのは巨人の逆転優勝?

 要するに、ファンの人気と関心の高い巨人は、強くても弱くても国民のマインドを刺激するということなのだろう。おそらく中途半端に弱い状態はダメで、アンチさえも心配になるほど負けが込むと国民は一致団結して応援し、消費が伸びるということもありそうだ。今シーズンの場合は、ファン層を広げている広島がセ・リーグ首位を走っていることも、消費者マインドにプラスの影響を与えている可能性が高いという。

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