閉じる ×
カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

日銀が出口戦略模索の兆候 相場への影響は?

日銀が長期国債の買い入れ額を減額した影響は

 1月に入って、日銀が長期国債の買い入れ額を減額したことから「日銀が金融政策の変更をしたのでは?」との思惑も広がっているが、今後日銀が金融緩和政策の出口戦略を進めた場合、相場にどのような影響を与えると考えられるのか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、自身の見方を解説する。

 * * *
 1月9日、日銀は「残存10年超25年以下の国債買い入れ額」を2000億円から1900億円へ100億円減額しました。また、「残存25年超の国債買い入れ額」に関しても900億円から800億円へ100億円減額しました。

 これらの決定から、日銀が量的緩和政策の出口を模索している様子がうかがえます。そして、もしかしたら「ついに量的緩和政策が終わるのか?」と不安になった投資家もいるかもしれませんが、別に驚くようなことではないでしょう。

 そもそも日銀が国債を未来永劫買い続ける、ということはあり得ません。日銀が量的緩和政策の出口を模索することは当然のことで、いつか必ず日銀による国債の買い入れは止まります。

 では今後、日銀の量的緩和政策が出口に向かうとすれば、相場に対してどのような影響があると考えられるでしょうか。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。