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KLab(3656):世界最大規模を目指すモバイルオンラインゲームベンダー

KLab(3656) 市場平均予想

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企業概要

同社は、2009年のモバイルオンラインゲーム黎明期からサービス提供をし、「キャプテン翼シリーズ」や「戦国バスター」等多くのヒットタイトルを出してきたソーシャルゲームの開発・運営を行う企業。国内だけではなく、シンガポール、フィリピン、サンフランシスコ、上海にも拠点を設置し、世界最大規模のモバイルオンラインゲームベンダーを目指しています。

同社の特徴として、スマホゲーム事業の拡大があります。スマートフォンの普及と市場ニーズの変化に合わせて、ブラウザゲームから、ネイティブ(App Store/Google Pay)アプリゲームへの事業シフトを進めています。2014年期末時点で売上高の85.6%をスマホゲームが占め、残りの14.4%がブラウザゲームが構成しています。

主力商品の「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」のユーザー数は、全世界で1500万人、国内で1000万人を突破(2015/6/8)しました。2014年には中国オンラインゲーム大手の盛大遊戯との業務提携を発表し、同タイトルを中国、台湾、香港、マカオへ発信。

そして同じ年オンラインゲーム大手NHNエンターテインメントとの業務提携を発表し、韓国へ発信しています。また7月1日には、英語版ユーザーが200万人突破しました。現在は、全10タイトルのゲームのリリースに向けて開発進めています。

注目ポイント

同社の強みは、人気キャラクターのIP活用と、海外の配信ネットワークの保有です。人気キャラクターでは「キャプテン翼」、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」、「幽遊白書」、「BLEACH」などがありますが、このような人気キャラクターは、既に認知度が高いため、著作権料が必要だとしても、広告費が抑制できると言う点では期待が持てそうです。

そしてそのようなノウハウを海外市場でも活用していけば大きなポテンシャルがあると考えられます。海外売上比率は11.9%となっていますが、今後も事業拡大を進めていく方針。日本国内で人気のキャラクターは海外でも有名なことが多く比較的展開が容易な事も他社に対する強みとなりえます。

また、同社は広告宣伝費をはじめとしてコスト削減を積極的に推し進めており、利益押し上げ効果が期待できます。

※KLab(3656)は日本株通信のファンダメンタルトップ50銘柄でご紹介した銘柄です。最新の推奨銘柄を知りたい方は是非、日本株通信にご登録下さい。
日本株通信

参考記事:日経平均は軟調でも好調なベストバイ50銘柄

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