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戸松信博の明日の爆騰株を探せ!

戸松信博氏が厳選!2018年春に仕込みたい「爆騰株」(6~15位)

グローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏

グローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏

 グローバルリンクアドバイザーズ代表・戸松信博氏が厳選した「2018年春に仕込みたい爆騰期待のベスト15銘柄」。戸松氏が特に注目しているのは、高性能半導体によるAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった「第4次産業革命」関連銘柄だ。以下、注目理由とともに紹介する。(6~15位編。1~5位編はこちら

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 6位のファナック(東証1部・6954)は、世界中の生産効率向上に貢献する企業で、工作機械用FA(ファクトリーオートメーション)装置や産業用ロボットを主力製品とし、工作機械の頭脳であるCNC(コンピュータ数値制御)装置では世界トップシェアの5割を誇ります。工場の機械化・自動化需要は特に中国をはじめとするアジア地域で急拡大。今期(2018年3月期)は前期比30%以上の増収、同40%以上の増益の予想となっており、業績は絶好調といえます。

 株価は割安感が乏しくなっているとの見方もありますが、私が注目したいのは、新規事業として開始された製造業向けのIoTプラットフォーム事業です。これは工場内の機械をネットワークでつなげて、稼働データを吸い上げて分析し、結果をフィードバックすることで生産性の向上を図る仕組みで、将来的には成長のポテンシャルが大きいと見ています。

 営業利益率は30%台、自己資本比率は80%超、有利子負債はゼロという盤石の財務基盤となっており、比較的安心して投資できる銘柄のひとつでしょう。

 7位のダイフク(東証1部・6383)も工場の自動化、省力化・省人化が追い風となっています。同社が手がける「マテリアルハンドリングシステム(マテハン)」とは、工場や倉庫、店舗など拠点内での原材料や仕掛品、完成品の保管、搬送、仕分けを行なうもので、半導体や自動車の生産現場、さらには人手不足が深刻化している物流拠点での需要が急拡大しています。同社はこのマテハンの専業メーカーとして国内最大手で、50の国・地域に納入実績を持つグローバル企業です。

 想定を超える受注が相次ぎ、業績も絶好調。また株主還元にも積極的で、今期(2018年3月期)の配当金もたびたび上方修正し、過去最高の増配も見込んでいます。株価は今年1月の8000円台からほどよく調整した格好となっており、まさに「仕込み時」といえるかもしれません。

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