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キャリア

フリマアプリ出品で目立たせるための“置き画”撮影の極意

窓に近い明るい場所で、紙を敷いて、斜めから立体的に撮影する

 インターネットを介し、個人間で商品の売り買いができる「フリマアプリ」が人気だ。電子商取引に関するネットアンケートでは、15~69才の男女のうち、6人に1人は何らかのフリマアプリを利用している。

 フリマアプリの数は現在20種類以上。メルカリ、ラクマ、ブクマ!、オタマート、KANTEなど、それぞれ得意な取扱商品、販売手数料、主な利用者の年齢層などが異なり、特徴がある。

 自分に合ったアプリを見つけたらいざ出品。しかし、フリマアプリには常時大量の出品物が混在している。数多の出品物の中から目を惹くためにはどうすればよいのか。フリマアプリ・オークション歴14年のカリスマ主婦でオールアバウトフリマアプリガイドの川崎さちえさんが言う。

「何よりも重要なのは、出品物が魅力的に見えるような“置き画”を撮ることです」

 置き画とは洋服や化粧品を机や床に置き、おしゃれで素敵に見えるように撮影した写真のこと。インスタグラムでアップする人が続出し、『CanCam』や『CLASSY.』などファッション誌で特集が組まれるほどの人気ぶりなのだ。このような「置き画」を撮影するにはまず、背景をスッキリさせること。後ろに余計なものが写り込むと商品の魅力を半減させてしまう。

「テーブルにシーツなどを敷いてその上に商品をのせます。私は窓の近くで、自然光が最もきれいな午前中に撮影するようにしています。午後になると暗くなるうえ、夕日が入ると光にオレンジ色が混じって商品本来の色がわからなくなってしまう。また、なるべく商品の影が出ない場所を探すのもきれいな写真を撮るためのコツです」(川崎さん)

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