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似たような生命保険なのに保険料に差が出る理由

 保険に詳しい、ファイナンシャルプランナーの長尾義弘さんも続ける。

「付加保険料の中には、代理店などに支払う販売手数料も含まれます。商品によって変わりますが、数%から100%の手数料の商品までさまざまです。手数料100%の商品は、例えば月額2万円の保険に入った場合、丸1年分の保険料に相当する24万円を販売手数料として取る代理店もあるということ。保険料が高くなるのも当然です」

 似たような商品なのに、保険料が高かったり、安かったりするのは、この付加保険料に違いがあるからだ。テレビで頻繁に目にする大手生保のCMの放送料も、この付加保険料から支払われている。後田さんが話す。

「保険に関しては、徹底的に“安かろう、よかろう”でいいのです。生保はさまざまなオプションやサービスをつけたり、支払い条件を変えたりして、他社と単純比較できないようにしていますが、いちばん安くてシンプルな保険を選べばよいと考えてください」

※女性セブン2018年11月15日号

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