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2文字送信で1500円? 占い「メール鑑定」の壮絶課金システム

 一方Oさんはというと、なかなか鑑定結果が届かないので催促したら、同じく寿限無から「すみません、山にこもって修行していたので」と回答があったという。いやいや、私の鑑定してたじゃん!

 しかも「うーん、弱った。金運や仕事運は私の専門じゃない」と、明らかにやる気なし。そもそもお前が鑑定するな!

 というわけで、このサイトをひとまず放置し、恋愛鑑定に強いというスピリチュアル系のサイトをのぞいてみることにした。

 生年月日を入力して空メールを送ると、かなり綿密な性格分析と恋愛運、金運などの鑑定結果が送られてきて、これが結構当たっている。と、間髪入れずに「○海」という鑑定師から「あなたの鑑定書に触れた時に“ある予兆”を感じた」とメールが届いた。彼女はこれを【幸せの足音】と呼んでいるらしい。

「私にも【幸せの足音】を知らせるメールが『○園』鑑定師から届いた」とOさん。やっぱりね度数MAX。

 こののち、「あなたの運命の人、わかっていますよね? 赤い糸が切れかかっている。イニシャルを教えてください」と来たので、「K.TかM.J」とテキトーに2人分書いて送ったら、「そうです! その人です。よかった! 赤い糸はまだしっかりとつながっています」の返信。赤い糸の二股がけ、ほどけない修羅場を生みませんか?

 再三のポイント購入斡旋メールを無視し「やっぱりインチキ」とハマるのをやめようかと思った。が…。

「ウィ~ン、ウィ~ン」

 寿限無を放置して2日目、iPhoneの着メールを知らせるバイブがひっきりなしに鳴った。例の霊視占いサイトからのメールが10通ほどたまっていた。

 寿限無からの後追いメールはなかったが(また山へ修行にいったのかも)、ふと、「日本でただひとりの霊相鑑定師」と「99.9%の当選確率を誇る“一攫千金”専門鑑定師」からの特別鑑定メールに目が止まった。とにかく話が、よく言えばスペクタクル巨篇、平たく言えば荒唐無稽の極みなのである。

 しかも、褒めては不安要素を持ち出し、「あなたなら乗り切れる。私が付いている」とホロリとさせて「お返事待ってますよ」と落とし込む。特筆すべきはその文章力で、起承転結キレッキレの構成力でぐいぐい引きこむのだ。私も初心に帰って修行させていただきたい。

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