家計

ポイントやマイレージの相続対策 家族で共有できるサービス活用を

故人のポイントやマイレージは相続対象となるのか?(イメージ)

故人のポイントやマイレージは相続対象となるのか?(イメージ)

 家族が亡くなったときに、苦労するのが相続の問題。故人の財産も不動産、銀行預金から株式、生命保険など様々な種類があり、その手続きだけは多岐にわたる。

 買い物やサービスなどあらゆるものが電子化された現代、見過ごしがちなのがポイントやマイレージだ。お金と同じ価値を持つが、そもそも存在を知らなければ引き継ぐこともできないため、生前対策がカギになる。相続・終活コンサルタントの明石久美さんが解説する。

「ポイントやマイレージは、『一身専属権』といって、契約者のみが使うことを原則としているため、基本的には生前に譲渡・贈与したり、名義変更することはできません。

 ただし、企業によっては家族間で貯めたポイントやマイルを共有することは可能です。たとえば、大手ECサイト楽天の『楽天スーパーポイント』は、家族カード保有者が対象の『家族でポイントおまとめサービス』に登録しておけば、所有するポイントを家族間で移行できます」

 このほか、NTTドコモのdポイントも、「ポイント共有グループ」サービスを利用して家族間でグループを組むことで、貯まったdポイントを共有できる。

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