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家計

増税後の買い物はクレカ払いがお得 Suicaなど交通系カードも活躍

「Suica」などの交通系カードなら無駄遣いの防止にも

「Suica」などの交通系カードなら無駄遣いの防止にも

 今回の消費税の増税では、国が中小企業のお店に対して「5%のポイント還元」をするので、買い物をするなら、できるだけ中小企業のお店で買いたいもの。ただし、このポイント還元は「現金払い」では受けられない。「キャッシュレス」の買い物であることが条件となる。では、たとえばクレジットカードでの支払いの場合、どんなカードを使うべきなのか。経済本で日本初のミリオンセラーを記録し、家計管理のエキスパートでもあるカリスマ講師の細野真宏さんが、解説する。

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 今回の消費税の増税では、「キャッシュレス化」というのも大事なキーワードだったように、これらの仕組み(ポイント還元)は、通常の「現金払い」では受けることができないのです。つまり、クレジットカードなどのカードでの支払いをする必要が出てくるのです。

 ところが日本では、クレジットカード自体は持っている人が多いのに、使わない人が非常に多いのも、大きな国民性としてあります。例えば、20~60代を対象にしたJCBの調査(2018年)では、クレジットカードは84%の人が持っています。その一方で、日本クレジット協会の調査(2017年)では、消費に占めるカード決済は20%にとどまっているのです。

 主な理由としては、カードだと「お金の流れが見えにくくなる」ので、ついつい多く使ってしまう場合があって、自粛している人も多いのです。

 とはいえ、期間限定ですが、せっかく国から「ポイント還元」が受けられるので、この10月から来年6月末までの「9か月間」については、割り切ってクレジットカードを使った方が良さそうです。

 ただ、確かにクレジットカードだと、現金とは違って、お金が見えない分、お得に買い物をしているつもりが、逆に無駄使いをしてしまう結果になることを心配するのは、正しいのかもしれませんね。

 そういう人は、JRや私鉄で発行されているSuicaなどのカードを使えばいいのです。

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