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校則がない「麻布学園」理事長「過干渉が“指示待ち族”を生む」

2020年4月6日 16:00

麻布学園理事長、城南信用金庫顧問の吉原毅さん(写真:時事通信フォト)
麻布学園理事長、城南信用金庫顧問の吉原毅さん(写真:時事通信フォト)

 私立中高一貫教育の男子校御三家の1つの麻布学園には、校則がない。「自由闊達・自主自立」を旨とし、生徒の自主性を徹底して尊重する。

 理事長を務める吉原毅さんは、城南信用金庫の元理事長でもあり、ユニークで画期的な金融商品を次々と世に送り出したことで知られる。現在も顧問を務め、いわば経済界を代表する1人だ。その吉原さんは、規則やルールで縛る管理教育に疑問を持っている。新刊『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』(尾木直樹氏、西郷孝彦氏との共著・小学館刊)を上梓したばかりの吉原さんが語る。

「私たち人間は、何かしようとするとき、動機が必要です。動機には大きく2つあって、自分で『こうしたい』という衝動に駆られる内発的動機づけ(モチベーション)と、他人から指示されて行う外発的動機づけ(インセンティブ)があります。

 家庭や学校教育で過干渉にされて育ち、規則やルールで縛られてきた人の大半は、“誰かに指示されたからやる”という外発的動機づけで行動する人間になります。つまり、評価や報酬、義務、賞罰といったものがないと、自分からは動こうとしません。いわゆる“指示待ち族”と呼ばれる社員になってしまうのです」(吉原さん・以下同)

 こうした社員は、自分の頭で考えようとしないばかりか、人の目があるときだけ行動しがちだと吉原さんは言う。

「逆に、誰も見ていなければ、手を抜く。おまけにルールを守ることより、自分の損得を優先して動くようになります。いまは、財界だけでなく、政界も官僚も、そういう人材があまりに増えてしまいました」

 最近の日本から、新しい技術や元気な会社が誕生しないのは、家庭や学校の“指示出し”という過干渉が原因だと、吉原さんは続ける。

「自由な教育を受けてきた経験をもつ社員の方が、明らかに伸びます。企業は自分の頭で考えて行動できる人を欲しがっています」

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