マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

コロナ後の大学受験人気 文系・医学部凋落で情報系が躍進か

2020年6月7日 15:00

大学受験、学部人気のトレンドはどう変わるか?(イメージ)
大学受験、学部人気のトレンドはどう変わるか?(イメージ)

 アフターコロナ時代を迎えて大学受験の常識が一変する――。受験の動向に詳しい大学通信常務取締役の安田賢治氏はこう指摘する。

「もともと、好景気の時は文系の人気が高く、不景気になると卒業後の就職を視野に入れて理系の志願者が増える傾向があります。そのため2008年秋のリーマンショックで就職が厳しくなり、事務職の採用が減ると文系人気が下がっていたが、景気が回復した2015年頃からは文系人気が上昇に転じました」

 その流れからいくと、コロナ後の不況下では、理系の志願者が急増するわけだが、“これまでの不況”とは違う変化が起きるとみられている。

「リーマンショックのときは、理系の中でも国家資格と直接結びついている医師や歯科医、薬剤師、看護師など医療系の学部の人気が高かった。しかし、今回のコロナでは院内感染も多かったので、医学部系進学に二の足を踏む受験生も多いかもしれません」(同前)

 かわって受験生が集まりそうなのが、情報系の学部だという。

「コロナ禍で『オンライン授業』が行なわれはじめたことにより、『ICT(情報通信技術)』への興味が高まっています。AIも注目を浴びている。今回の危機をきっかけに、ますます人気を集めるでしょう」(同前)

 そもそも、好景気の時に文系人気が高まるのには、こんな理由がある。

「人は易きに流れますからね。理系は出席、実習、成績なども厳しく、学会の発表などでも英語を使うように言われることもある。遊んでいる暇もないし、バイトもできないということで、“文系のほうが楽そうだ”というイメージがある。これからは、そんなことをいっていられなくなるでしょう」(同前)

 これまでは文系を選ぶ学生の多さなどを背景に、上場企業の社長の出身学部を見ても、“文系支配”が圧倒的だった。コロナ後の日本社会では、そうした社会構造にも変化が生じる可能性がある。

※週刊ポスト2020年6月12・19日号

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金などに関する記事

LINEで手軽に株投資! 初心者でも始められる「LINE証券」の特徴を紹介
年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。