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女子アナ3人が教えるマスク越し会話のテクニックと注意点

話すスピードが速すぎるのはNG(多賀アナ)

話すスピードが速すぎるのはNG(多賀アナ)

 ウィズコロナの時代にはマスクが生活必需品になっているが、ビジネスの現場でマスクを着けて会話する際、目やわずかな動きでも相手に与える印象が変わってくる。そのため、普段以上に気を付けるポイントがある。

 金沢ケーブルテレビ出身で数多くの情報番組でレポーターを務めてきた多賀祐子アナは、マスク越しの対話で重要なのは「話すスピード」と「声のトーン」だと言う。

「普段通りに話しても、ボソボソと聞こえてしまうのがマスク着用時の難点です。この状態で早口で話されると、なかなか伝わらない。相手が年配の方だとなおさらです。ゆっくりと、かつ一文ごとに区切って話しましょう。その際、声のトーンをいつもより高く意識すると良いです。低いトーンが続くとくぐもって聞こえにくく、つまらなそうな印象を与えてしまいます」

ジェスチャーも有効(石田アナ)

ジェスチャーも有効(石田アナ)

 NHK大阪放送局で報道番組のキャスターとして活躍した石田鮎美アナは「ジェスチャー」についてアドバイスする。

「共感しているのか反対しているのかを伝えるためには、身振り手振りが大切になってきます。特に人は、自分で思っている以上に『首の動き』で相手に意思表示しています。頷く時も傾げる時も大きく動かしましょう。さらに、『なるほど』とか『うーん』といった相槌の言葉をはっきりと口にすれば、より効果的です。

 とくに職場である程度の地位にいるシニア男性の場合、マスク越しだとただでさえ部下に威圧感を与えやすい。普段よりも丁寧な言葉を選ぶことを心掛けてください」

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