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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

日経平均株価のアノマリーを考察 「夏枯れ相場」は下落しやすいの誤解

2021年8月10日 20:00 マネーポストWEB

アノマリーは取引に活用できるのか?(イメージ)
アノマリーは取引に活用できるのか?(イメージ)

 8月はよく「夏枯れ相場」と言われるが、現在の日経平均株価も、上昇・下落のどちらにも明確な動きを見せない展開が続いている。こうした値動きの傾向は、他にどのようなものがあるのだろうか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが日経平均のアノマリーについて考察する。

 * * *
 現状、方向感が見えにくい日経平均ですが、外資系証券会社の中にはその先行きをロング目線で見ている会社、ショート目線で見ている会社と両方あるようです。私個人の見通しでは、短期的に少し下落する可能性はあるとはいえ、27000円を大幅に割るような事態は想定はしていません。例年の投資家動向に目を向けると、日経平均が夏場に下落しても、9月に配当狙いで日本株の買いが入る傾向があるため、下落した時が仕込み時と考えることもできるでしょう。

 こうした特定の期間に見られる値動きの傾向(アノマリー)は、過去の日経平均でも散見され、例えば月末は数か月連続で売られるということもありました。このアノマリーを利用して、月末にショートでエントリーした人もいるかもしれません。8月の相場に関してもアノマリーはいくつかあり、中には「日経平均は11日が上昇しやすい」というデータもあるようです。もちろん毎年アノマリーどおりに相場が動くわけではありませんが、このような値動きの傾向を覚えておくと、いつか取引に役立てることができるかもしれません。

 とはいえ今でこそ「月末は売られやすい」と言われるようになりましたが、過去の相場を振り返ると、特に月末に売られるという傾向はなかったように思えます。いつからかアノマリーとして意識する人が増え、投資家のフローが入るようになり、本当にアノマリー通りの値動きを見せるようになったのかもしれません。逆に言えば、意識する人が少なくなったアノマリーは、突如として通用しなくなる可能性もあるということ。もしアノマリーを投資の参考にするなら気を付けたいところです。

 8月で言えば「夏枯れ相場」も有名なアノマリーのひとつ。海外の夏季休暇や日本のお盆休み近辺は、トレードを控える人も多くなり、取引量も少なくなります。こうした事情から夏枯れ相場は上昇しにくい地合いとは言えますが、決して下落しやすいというわけではないので誤解しないようにしましょう。

 いくつかアノマリーを紹介しましたが、こうした値動きはチャートにすべて織り込まれています。チャートからは様々な情報が得られるので、チャート分析の勉強はトレードスキル向上につながるはずです。夏枯れで取引を控える人も多くなりそうなこの期間に学んでみるのもいいのではないでしょうか。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/

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