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老後の資産運用の失敗 息子の勧めで仮想通貨に手を出した70代男性の後悔

2021年5月13日 16:00 週刊ポスト

老後の資産運用に失敗した人たちの後悔(イメージ)
老後の資産運用に失敗した人たちの後悔(イメージ)

「貯蓄から投資へ」――政府の大号令のもと、老後資産を蓄えるための投資の重要性が喧伝されている。政府は公的年金財政の行き詰まりを認めようとしないが、「iDeCo」をはじめとする「じぶん年金」の制度を拡充し、“老後のカネは自分で用意してくれ”という態度を鮮明にしている。

 たしかに、「iDeCo」や「つみたてNISA」は、若い世代が長期間にわたり利用すれば税制優遇の恩恵などが大きいが、少額長期積立が前提となるため、定年前後の世代にとって効果は限定的だ。だからといって、不安に駆られて“とにかく退職金を元手に何か投資を”と考えることには、大きなリスクがある。経済ジャーナリスト・荻原博子氏が警鐘を鳴らす。

「資産状況は人によって異なるのに、『投資をしなければ老後が大変なことになる』と焦る人が増えてきた。顧客獲得に必死な業者側は、あの手この手で金融商品を勧めますが、投資は“ギャンブル”と考えるべき。資産を目減りさせるリスクが潜んでいることを認識しなくてはなりません」

 投資のリスクというと、相場が予想と逆に動いた時に追証(追加の証拠金)を求められる先物取引などが思い浮かぶかもしれないが、もっとハードルの低い投資であっても、やり方次第では大きな損失が生じる。

4か月で160万円が消えた

「虎の子の退職金には手をつけまいと決めていましたが、2年前に金融庁が“年金だけでは老後資産が2000万円不足する”という報告書を出して騒動になったあたりから、焦りを感じるようになりました」

 そう語るのは、定年後、生まれて初めて株を購入したという都内に住む65歳の男性だ。

「同年代の知人に聞くと“銀行預金は超低金利だからな”と、何らかのかたちで資産運用をしている人が多かった。多少の不安はありましたが、退職金約1200万円の一部を株投資に回すことにしたのです。相談した証券会社では『東京五輪で人材派遣業の株価の上昇が見込める』と言われ、2019年11月にパソナグループ株を購入しました」

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