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投資

ソフトバンク株14億円購入の投資家、売却で5000万円損失

ソフトバンク株を14億円分購入した“億り人”の判断は?(EPA/時事)

ソフトバンク株を14億円分購入した“億り人”の判断は?(EPA/時事)

 平成最大の新規上場(IPO)として大きな注目を集めたソフトバンク株(東証1部、9434)。しかし初値は公開価格(1500円)を下回る1463円。それから1か月余りが過ぎても公開価格はおろか初値も上回らない現状に、嘆く株主は多い。

 はたしてソフトバンク株は見切りをつけて損切りしたほうがいいのか。それとも今後の上昇に期待して持ち続けるほうが賢いのか。実際にソフトバンク株を買った「億り人(投資で1億円以上の資産を築いた人々)」に意見を聞いた。

 総利益29億円のテスタ氏は、なんと14億円分もソフトバンク株を購入していた。

「これまでも、日本郵政グループ(2015年11月上場)や佐川急便の持ち株会社であるSGホールディングス(2017年12月上場)といった大型株で儲けさせてもらいました。ソフトバンクは大幅な上昇は期待できないけれど、暴落リスクも少ない銘柄と判断。“5~10%くらい上がればいい”くらいの考えで買いました。

 だけど、申し込んだ後から、政府による携帯料金の値下げ要求やファーウェイショック(2018年12月6日、ソフトバンクの基地局設備を製造するファーウェイの副会長が逮捕されたことを発端に起きた日経平均の下落)、さらに通信障害と逆風ばかりが吹き、このままではヤバいと思いました」

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