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かつては豪華船旅の特別賞も 発売終了間近「ドリームジャンボ宝くじ」の歴史

いつの時代も人々を魅了してきたジャンボ宝くじ(写真は2004年/時事通信フォト)

いつの時代も人々を魅了してきたジャンボ宝くじ(写真は2004年/時事通信フォト)

 今年度最初のジャンボ宝くじ「ドリームジャンボ宝くじ」の発売終了日が6月3日に迫っている。そこで今回は、「ドリームジャンボ宝くじ」をもっと楽しむための歴史や豆知識を紹介しよう。

■今年で“42才”

 1979(昭和54)年8月に「サマージャンボ宝くじ」、同年11月に「年末ジャンボ宝くじ」が登場。そして翌年の1980(昭和55)年5月に「ドリームジャンボ宝くじ」が発売され、いわゆる「三大ジャンボ」と言われるようになった。そして、1984(昭和59)年に「緑化宝くじ」(現在の「バレンタインジャンボ宝くじ」)、2001(平成13)年に「オータムジャンボ宝くじ」(現在の「ハロウィンジャンボ宝くじ」)が発売され、現在の「五大ジャンボ」が出揃った。

■300円くじの第1号

 日本の宝くじ史上、初めて1枚の価格が300円で販売されたのが1980年5月の「ドリームジャンボ宝くじ」だ。賞金は単価の10万倍までと法律で決められていたため、初めて1等が3000万円となった。その後の法改正により、賞金の上限は20万倍、100万倍と上がり、現在は250万倍(ロトなどでキャリーオーバーが発生している場合は500万倍)になっている。

■旅のドリーム・車のサマー

 ジャンボ宝くじには1等や2等などの等級の他に特別賞が設けられていたことがあり、「ドリームジャンボ宝くじ」は旅行、「サマージャンボ宝くじ」は乗用車が当たることで話題となっていた。豪華客船クイーンエリザベスII世号で世界各国への船旅が楽しめるデラックスツアーや、スポーティーカーつきといったものまであった。

 今年の「ドリームジャンボ宝くじ」の発売は6月3日までで、6月13日が抽せん日となっている。1等・前後賞合わせて5億円を手にするチャンスを掴むため、買おうと考えている人は早めに購入してほしい。

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