マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

吉田みく「誰にだって言い分があります」

在宅勤務で高騰する電気代節約の難しさ トラブルの種となる「夫婦間の節電意識の差」

2022年7月19日 16:00 マネーポストWEB

節電意識の違いが夫婦の火種になることも(イメージ)
節電意識の違いが夫婦の火種になることも(イメージ)

 世界的なエネルギー高、物価高が続くなか、日本では電力の安定供給に不安が出始めた。需給逼迫を前に、資源エネルギー庁は9月30日まで「省エネ・節電」を呼びかけている。加えて、電気料金の値上がりも家計にとっては大きな問題だ。在宅勤務が普及したことで、「毎月の電気代が跳ね上がった」という家庭も多いのではないだろうか。とはいえ、電気代節約への道は一筋縄ではいかない。特に家族の間で節電意識に差がある場合、そこから家族関係にヒビが入ってしまうケースもあるようだ。節電をめぐり夫婦間で対立が起きたという30代主婦に、フリーライターの吉田みく氏が話を聞いた。

 * * *
 都内在住のパート主婦マリさん(仮名、39歳)は、夫と12歳の子供の3人暮らし。ここ最近は、家族に「節電」を呼びかけることに疲れを感じているという。

「6月下旬の梅雨明け以降、ニュースで電力不足を知り、節電を意識した生活を送るようになりました。使っていない部屋の電気を消す、エアコンの温度設定は下げすぎないなどを家族にも伝えましたが、子供はあちこちの電気をつけっぱなしにするわ、夫も全然協力してくれないわ……。私だけが節電している状況にイライラしてきました」(マリさん、以下同)

 マリさんが節電に励むのは、電力不足だけが理由ではない。最近、毎月の電気料金が家計を圧迫していることも影響していた。その大きな理由は、コロナ禍で始まった夫のリモートワークだった。

「コロナをきっかけに、夫は原則リモートワークとなりました。余っている部屋なんてありませんので、リビングに簡易的な仕切りを使ってワークスペースを作ったんです。仕方がないことではありますが、夏には朝から晩まで18畳のリビングはクーラーかけっぱなし、電気もつけっぱなしの状態。以前と比べると1万円近く上がりました。会社からはリモートワーク手当として2000円支給されているそうですが、夫のタバコ代に消えています。ないよりかマシですが、2000円じゃ全然賄いきれません……」

 電気代が節約できる省エネエアコンの購入も検討したそうだが、今はまとまった出費は厳しいと判断し断念。せめてもの節約を、と就寝時に寝室のエアコンを切ることも試したが、寝苦しくて安眠できなかったという。「あれこれ考えて動いてみても、どれひとついい結果にならないんです」と、マリさんは嘆いていた。

 毎日節電に腐心しているマリさんだったが、家族の意識が変わらないこと、家計が火の車になっていることでストレスが溜まり爆発。夫に文句を言ったという。

「『リモートワークをやめてほしい!』『もっと節約意識を持ってほしい!』と、強く非難しました。夫は黙ったままで反論しませんでした。きっと夫も悪いと思っていたのでしょう。この話し合いを境に、夫は近所の図書館に出かけて、そこで仕事するようになったんです。最初は電気代が浮いてラッキーだと思っていましたが、話はそれで済みませんでした」

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産を売却するときに必要な6つの手順
不動産を売却するときに必要な6つの手順

注目記事

【実取引データ】ほったらかしFX自動売買 3か月で1000pips超の利益

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。