新潟だけでなく、長野や富山にも展開するスーパー「原信」
地方色豊かなご当地スーパーには、地場産品を生かし地元の食文化に合った食材を提供する店舗もある。そして、旅行で訪れる人にも注目されるような、豪勢な品揃えにも注目だ。
新潟を中心に、長野や富山にも展開する『原信』。なかでも河渡店は、地域のおいしいものがバランスよく揃う人気店。広々として明るい店内には、食用菊の「かきのもと」や鮭とばといった、新潟らしい食材が並ぶ。総菜類で目を引くのは、彩り豊かなサラダやチーズ。どちらも店内で手作りしていて、驚くほど種類も多い。
「米どころの新潟ですが、近年はワインを飲む方が増えるなど食卓に変化があるため、洋風の商品も増やしています」と、店長の大越覚さん。盛り付けを美しくしたり、商品の中身を見えやすくしたりと、手に取ってもらいやすい工夫も重ねているという。
「河渡店には、有名だけれど遠方で行きづらいお店や、駐車場がない老舗のお店のおいしいものなども並びます。『ここに来れば新潟の名品が手に入る』、そんな品揃えを目指しています!」
■『原信 河渡店』
【住所】新潟県新潟市東区河渡庚135-1
取材・文/番匠郁 撮影/玉井幹郎 取材協力/ショッピングアドバイザー・今野保
※女性セブン2022年10月27日号
魚の目が澄んでいて鮮度の高さは一目瞭然
店内で作るスモークは、ヒッコリーのチップでゆっくりと燻す
『SMOKED FISH(サーモン&ほたて&さば)』
焼き魚は切り身はもちろん、豪華な尾頭付きも。一人用から大人数まで、食べる人数に合わせて選べるよう種類を揃えている
昆布に挟んでひと晩おく、ひと手間かけた『自家製昆布〆ぶりお刺身』
『自家製昆布〆ぶりお刺身』は、創業時からのロングセラー
「海が近いので、新鮮な生魚がほぼ毎日のように並びます。総菜もその鮮度の高い魚介類を使って調理しています」(鮮魚コーナー責任者の安達裕俊さん)