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【ドル円週間見通し】下げ渋りか 米金融引き締め長期化の思惑は後退せず

今週のドル円はどう動く?

今週のドル円はどう動く?

 投資情報会社・フィスコが12月19日~12月23日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は下げ渋りか。経済・金融関連の重要イベントの通過に伴い、安全逃避的なドル買いは一服する可能性がある。米長期金利の低下もドル売り要因となる。ただ、米金融引き締め長期化の思惑は後退していないため、ドルは下げづらい状態が続くと予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)は13-14日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ幅を0.75%から0.50%への縮小を決定。ただ、今回の会合で注目された金利見通しを示すドット・チャートの2023年の中央値が前回9月の4.6%から5.1%に上方修正されている。

 パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で今後の政策について景気抑制的な政策スタンスとして不十分とし、インフレを抑え込むまで引き締め的な政策を維持する方針を改めて示した。米10年債利回りの低下はFRBの引き締め鈍化を織り込んでいるが、年末年始の休暇入りを控え投機的なドル売りは縮小し、ドル円は135円近辺で下げづらい値動きを予想する。

【米・12月消費者信頼感指数】(21日発表予定)
 21日発表の米12月消費者信頼感指数は101.0と、11月の100.2を上回る見通し。比較的安定して推移しており、市場予想に沿った内容であれば景気減速懸念は弱まり、金融引き締め政策を後押ししよう。

【米・11月PCEコア価格指数】(23日発表予定)
 23日発表の米11月PCEコア価格指数は前年比+4.6%と、上昇率は鈍化する見通し。インフレのピークアウトが改めて示されれば金融引き締め長期化への期待は後退し、金利安・ドル安の要因に。

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