*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:決算発表ピークで弱含みか
本日の東証グロース市場250指数先物は、決算発表ピークで弱含む展開を想定する。
先週末のダウ平均は119.07ドル安の41249.38ドル、ナスダックは0.78pt高の17928.92ptで取引を終了した。英国との通商協定合意を受けさらなる協議進展期待に買われ、寄り付き後、上昇。トランプ大統領が対中関税80%へ引き下げを示唆したことは好感材料となったものの、報道官が無条件での引下げはないことを明らかにすると、警戒感に相場は売りに転じた。対中通商協議を控え、不透明感がくすぶりダウは終盤にかけ下げ幅を拡大。一方、ハイテクは底堅くナスダックはかろうじてプラス圏を維持し、まちまちで終了した。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、決算発表のピークで弱含む展開を想定する。週末の米国株や為替といった外部環境に悪材料はなく、投資家心理は安定している。週足ボリンジャーバンドのプラスシグマとプラス2シグマの「バンドウォーク」継続という基本線は変わらないものの、上に突き抜けるだけの出来高を伴っていない印象がある。新興市場銘柄は決算に敏感になりやすく、手仕舞い売りの出やすいタイミングともいえそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中
終値比4pt安の673ptで終えている。上値のメドは680pt、下値のメドは660ptとする。
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