*06:46JST NY為替:米国株式と米国債の下落を嫌気してドル売り強まる
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円97銭へ強含んだのち、144円42銭まで下落し、144円52銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利据え置きを支持していることを表明したため長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。同時に高値からはリスク回避の円買い、日米財務相会合の可能性から円安是正策を警戒した円買いに上値も抑制された。
ユーロ・ドルは1.1223ドルから1.1286ドルまで上昇し1.1284ドルで引けた。ユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値が4月から予想以上に改善したためユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は162円44銭まで下落後、163円15銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3335ドルへ下落後、1.3394ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8347フランから0.8283フランまで下落した。
<MK>