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投資

市場の調整局面は割安株を探す好機、注目を集める「5万円株」の醍醐味 銘柄選びのポイントは「高配当」「割安」「安全性」、自動車関連に反発期待

トランプ大統領の言動が株式市場の波乱要因に(CNP/時事通信フォト)

トランプ大統領の言動が株式市場の波乱要因に(CNP/時事通信フォト)

 不安定な相場局面を迎える日本株市場に対し、億り人たちはどのような銘柄に注目しているのか? 投資初心者でも取り組みやすいのが、最低投資金額が5万円台までのいわゆる「5万円株」だという。その選び方のポイントについて、投資の達人たちに聞いた。

投資初心者でも選びやすい「5万円株」の醍醐味

 トランプ氏は8月1日以降、日本からの輸入品に25%の関税を課すと通知。カブ知恵代表の藤井英敏氏はこう見る。

「4月のトランプ関税の発表時は日経平均が暴落しましたが、今回の通知後はむしろ上がっている。すでに最悪シナリオは織り込み済みとも考えられますが、この先も波乱要因はあるので、私は8月1日、あるいはそれ以降もしばらく日経平均の調整が続くと予想します」

 ただ、そうした調整局面は割安な株を探す好機でもあり、初心者も“小さな金額”で始められる銘柄を選ぶという手がある。注目は最低投資金額が5万円台までのいわゆる「5万円株」だという。藤井氏が続ける。

「日本株は原則100株単位の取引なので、株価が500円台より安いと“5万円株”となります。そうした銘柄は低位株とされ、市場の評価も低いものが多い。しかし、なかには過小評価されて割安な銘柄があるのです」

億り人らが厳選「5万円台で買える大化け期待銘柄25」

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「5万円株」をどう選ぶ?

「選ぶうえで、安心感と株価上昇期待のために『高配当(予想配当利回り3.5%以上)』で『割安(PER=株価収益率が20倍以下)』かつ『安全性が高い(自己資本比率50%以上)』という3つの条件を重視するとよいでしょう」

 そう語る藤井氏は注目銘柄について「市光工業や日本CMKなど自動車関連は関税の影響で割安に放置されている分、反発も期待できる」と説明。

 一方、マーケットバンク代表の岡山憲史氏は「関税の影響を受けにくく、むしろプラスになり得る内需、半導体、ITインフラ関連などに注目5万円株がある」と見る。「なかでも国内やアジアで金融事業を拡大するJトラスト、ITセキュリティに特化するセキュアヴェイル、ブロックチェーン関連のクシムなどは大化けの可能性もあると見ています」と言う。

 株式投資で億超えの資産を築いた“億り人”たちも、上値の重い展開をむしろ好機と捉えている。では、具体的にどのような銘柄が注目されるのか。関連記事《【少額で買える大化け期待25銘柄を厳選】億り人たちが注目する「投資初心者でも始めやすい5万円割安株」の数々 桐谷広人さんの「注目ベスト3」も公開》では“優待生活で有名な桐谷広人さん”や、資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏など、億り人たちが注目する「5万円株」を紹介している。

※週刊ポスト2025年8月1日号

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