*09:13JST 日経平均は16円安、寄り後は下げ渋り
日経平均は16円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日段階で129.17%と8営業日連続で過熱ラインの120%を上回るなど、引き続き短期的な過熱感が警戒された。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、外為市場で円相場が1ドル=147円40銭台と昨日15時30分頃に比べ60銭ほど円安・ドル高方向に振れていることや、海外市場で米長期金利が落ち着いた動きとなっていることなど、外部環境の安定が東京市場で安心感となった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となるとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ渋っている。
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