*17:17JST 東京為替:ドル・円はしっかり、夕方は大幅高
2日の東京市場でドル・円はしっかり。早朝に147円04銭を付けた後、氷見野日銀副総裁の追加利上げに慎重な見解で円売り主導の展開に。午後は節目の148円付近で伸び悩む場面もあったが、夕方にかけて節目を上抜けると、148円78銭まで上値を伸ばした。
・ユ-ロ・円は172円28銭から173円41銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1718ドルから1.1636ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値42,299.63円、高値42,473.67円、安値42,084.78円、終値42,310.49円(前日比121.70円高)
17時時点:ドル・円148円70-80銭、ユ-ロ・円173円10-20銭
【経済指標】
・豪・4-6月期経常収支:-137億豪ドル(予想:-151億豪ドル、前期:-147億豪ドル→-141億豪ドル)
【要人発言】
・シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事
「インフレリスクは上方向」
「金利はすでにやや緩和的」
「世界的な利上げが予想より早く始まるかもしれない」
「為替レートについての懸念は小さい」
「関税はバランス的にインフレ要因」
「これ以上の利下げをする理由は見当たらない」
・石破首相
「地位にしがみつくつもりは全くない」
「来るべき時にきちんとした決断をする」
・氷見野日銀副総裁
「米関税で世界全体として不確実性が残っている」
「ETF処分について、特に時期を示唆する考えはない」
「経済・物価シナリオが実現していけば、金融緩和の度合い調整が適切」
「メインシナリオから離れた時にもあまり困らないよう適時適切に対応したい」=
「メインシナリオが本当に実現するか、予断を持たずにみていきたい」
「前からリスクや不確実性がなくなることはない」
「実質金利、インフレ率の上振れもあり依然きわめて低い水準」
「米関税政策の影響はこれから及んでくる、というのが基本的な見方」
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