*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢となりそうだ。前日8日のダウ平均は114.09ドル高の45514.95ドル、ナスダックは98.31pt高の21798.70ptで取引を終了した。金利の低下を好感し、寄り付き後、上昇。ただ、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)待ちで様子見気配も強く、終日売り買いが交錯した。同時に、労働市場の減速で9月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ期待も高まり特にハイテクを支え、相場は底堅く推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ナスダックは過去最高値を更新し終了した。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は買い優勢となりそうだ。米国の金利低下やナスダックの上昇など、外部環境が良く、堅調なスタートが見込まれる。夜間取引で25日移動平均線を上回ったほか、週足一目均衡表の転換線で切り返しを見せるなど、テクニカル面で勢いが出ており、日足パラボリックが陽転(782pt)すれば、上昇トレンドが意識される状況となっている。一方、新政権期待でプライム市場優位となる可能性もあり、ローテーション的な売りには留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt高の780ptで終えている。
上値のメドは790pt、下値のメドは770ptとする。
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