閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】注目銘柄ダイジェスト(前場):学情、ニーズウェル、Defコンなど

*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):学情、ニーズウェル、Defコンなど
イチネンHD<9619>:1976円(+119円)
大幅続伸。前日に配当予想の修正を発表している。上半期末の配当金は従来計画の35円から38円に引き上げ、年間配当金は前期比3円増の73円としている。今期の業績及び財務体質などを総合的に考慮した結果としている。前日終値をベースとした配当利回りは3.9%の水準となる。また、期末配当金は35円を据え置いているが、今後の上振れなども想定される状況のようだ。

トレファク<3093>:2019円(+127円)
大幅続伸。前日に8月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比11.4%増となり、48カ月連続でのプラス成長、かつ、24年6月以来の高い伸びとなっている。創業30周年キャンペーンの開始、8月末での買取金額アップクーポン終了に伴う駆け込み需要などから、来客数や販売件数、買取件数などが大きく増加したもよう。また、月を通して気温の高い日が続いたことで、夏物衣料や夏物家電の販売が好調だったようだ。

SHIFT<3697>:1470円(+48円)
大幅続伸。前日に日経平均の定期入れ替えが発表されており、同社株が新規採用となっている。9月30日の大引けで組み入れ需要が発生する見込み。大和証券の試算では、約1400億円、8.24日分の買いインパクトとされている。ほぼ事前の市場予想通りの結果であり、買い先行後はやや伸び悩む動きにも。一方、除外が決まったシチズンは大幅下落の展開となっており、除外候補の一つとされていたカナデビアは大幅高に。

学情<2301>:1748円(-172円)
大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は8.5億円で前年同期比33.9%の大幅減益となっている。つれて、通期予想は従来の30億円から21億円、前期比21.0%減に下方修正。「Re就活キャンパス」や「イベント」の売上高が伸び悩んでいるもよう。上半期までの状況から下振れ懸念はあったものの、2ケタ増益予想から一転2ケタ減益予想への下方修正をネガティブに捉える動きが優勢。

ニーズウェル<3992>:577円(+41円)
大幅続伸。クラウドSIMを使った建設・建機業界向けモバイルWi-Fi「零か壱Wi-Fi」を提供開始と発表している。端末買い切り型のモバイルWi-Fiとなっており、各地域の最適な通信キャリアを自動選択し、全国の現場で安定したWi-Fi環境を提供するもの。クラウドSIMを使ったモバイルWi-Fiにおいて、不使用時の維持費ゼロ円は国内唯一のサービスとなるもよう。業績インパクトを期待する動きが先行している。

マイクロ波化学<9227>:723円(+19円)
続伸。京都大学発スタートアップであるディーピーエスの低濃度貴金属回収事業の譲受を発表し、好材料視されている。今後の成長戦略としてM&Aを通じて隣接領域の事業を取り込み、この事業開発ノウハウ及び技術プラットフォームを横展開することで新たなソリューションを創出していく方針。今回の事業譲受はその第一歩で、事業取得・拡大により、クリティカルミネラルの新たな供給源を確立し、サプライチェーンの強靱化を通じて経済安全保障に貢献、サーキュラーエコノミーの推進や環境負荷の低減にも寄与する。

トランスGG<2342>:225円(+4円)
反発。三重大学との遺伝子改変ゼブラフィッシュ「TGZF」を用いたスクリーニング系構築に関する共同研究成果が、薬理学雑誌「Future Pharmacol」に掲載されたと発表し、好材料視されている。今回の研究成果は、炎症・免疫研究や創薬に役立つ高精度・高速なスクリーニング系を確立したもので、創薬開発のコスト削減、「モデル生物+AI」という次世代創薬の基盤技術として高い優位性を示すものとしている。11月17日からの「第11回ゼブラフィッシュ・メダカ創薬研究会」においても発表する。

Defコン<4833>:247円(-24円)
続落。東京証券取引所が9日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて、これを嫌気した売りに押されている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしている。

<ST>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。