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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】NY外為:ポンド高値から反落、英中銀はハト派据え置き、QTペース減速

*00:56JST NY外為:ポンド高値から反落、英中銀はハト派据え置き、QTペース減速
英中銀は金融政策決定会合で政策金利を4%に据え置くことを決定した。市場予想通り。ただ、ディングラ委員とテイラー委員が0.25%の利下げ主張しハト派的利下げとなった。中銀はまた、量的引き締め(QT)を10月からの12カ月間で700億ポンド(現行年間1000億ポンド)とすることを7対2で決定。ピル氏はペース維持を支持、マン委員は620億ポンドへの縮小を提案した。QTが市場機能に以前に比べ、より大きな影響を及ぼすリスクが上昇したためと説明。

中銀総裁は「インフレ率は2%の目標値に戻る見通しだがまだ安心できない」とし、「引き続き、さらなる利下げを予想しているものの、追加利下げの時期、規模は8月以前に比べ一段と不透明になったとの見解を示した。

ポンド・ドルは1.3661ドルへ上昇後、1.3534ポンドまで下落。ポンド・円は201円27銭まで上昇後、200円42銭まで下落した。ユーロ・ポンドは0.8664ポンドまで下落後、0.8696ポンドまで上昇した。

[金融政策]
・英中銀:政策金利4%(予想4.0%、前回4.0%)
「7対2で決定。ディングラ委員とテイラー委員が0.25%の利下げ主張」
「今後の利下げは段階的かつ慎重に進める」
「基調的なディスインフレ圧力がどの程度弱まり続けるか次第」
「中期的なインフレ圧力に対する上振れリスクは依然として堅調」
「QTは10月からの12カ月間で700億ポンド(現行年間1000億ポンド)7対2で決定。ピル氏はペース維持を支持、マン委員は620億ポンドへの縮小を提案」
「QTが市場機能に以前に比べ、より大きな影響を及ぼすリスク」

・ベイリー英中銀総裁
「インフレ率は2%の目標値に戻る見通しだがまだ安心できない」
「引き続き、さらなる利下げを予想」
「QT、市場のストレスになるとは思わない」
「英国経済がどのように展開するか注意深く監視」
「追加利下げの時期、規模は8月以前に比べ一段と不透明に」
「市場の様子見アプローチ予測は正しい」
「QTペースの減速は市場への反応で賢明で実用的」

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fisco

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