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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は434円高でスタート、ルネサスや東電力HDなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;48107.44;+434.77TOPIX;3205.75;+22.11

[寄り付き概況]
 16日の日経平均は434.77円高の48107.44円と続伸して取引を開始した。前日15日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は17.15ドル安の46253.31ドル、ナスダックは148.38ポイント高の22670.08で取引を終了した。銀行の四半期決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。しかし、対中貿易を巡り中国側が態度を硬化したとの報道もあり、関係悪化懸念がくすぶり売りに転じた。ダウは終日戻り鈍く軟調推移。ナスダックは10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に底堅く推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、主要指数は高安まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発し、また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%近く上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、引き続き円相場や米長期金利が落ち着いた推移となっていることが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数は高安まちまちだったが、一時420ドルあまり上昇したダウ平均が伸び悩み、小幅安で取引を終了したことが投資家心理を慎重にさせた。また、引き続き国内政治の不透明感が警戒材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.9%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.3%増だった。今日は、テクセンドフォトマスク<429A>が東証プライムに上場した。

 セクター別では、非鉄金属、精密機器、ゴム製品、銀行業、輸送用機器などが値上がり率上位、その他製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、イオン<8267>、東電力HD<9501>、三菱重<7011>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、日立<6501>、安川電<6506>、古河電工<5801>、NEC<6701>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、SBI<8473>などが上昇。
他方、東宝<9602>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>、楽天グループ<4755>、アサヒ<2502>、三井物<8031>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが下落している。

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