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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】リブワーク Research Memo(8):配当性向25%~30%目安、四半期配当を実施。株主優待で暗号資産も

*11:08JST リブワーク Research Memo(8):配当性向25%~30%目安、四半期配当を実施。株主優待で暗号資産も
■株主還元策

Lib Work<1431>は配当政策について成長と還元のバランスを重視し、配当性向25%~30%を目安として年間配当額を決定する方針としている。また投資家に長期保有してほしいという思いから、2019年6月期より四半期配当を実施している。この基本方針に基づいて、2025年6月期の配当は前期と同額の6.4円(第1四半期末1.6円、第2四半期末1.6円、第3四半期末1.6円、第4四半期末1.6円)とした。配当性向は30.2%となる。2026年6月期の配当予想については前期と同額の6.4円(第1四半期末1.6円、第2四半期末1.6円、第3四半期末1.6円、第4四半期末1.6円)としている。予想配当性向は26.6%となる。

株主優待制度については、通常優待(年1回)として毎年6月末時点で100株以上保有株主にクオカード1,000円分を贈呈するほか、1,000株以上保有株主に対して四半期末(9月末、12月末、3月末、6月末)ごとに年4回、保有株式数に応じてプレミアム優待倶楽部ポイントを贈呈する。例えば5,000株以上保有株主の場合、クオカード1,000円分に加え、プレミアム優待倶楽部ポイントが年間で140,000ポイント(1回当たり35,000ポイント×4回)が贈呈されることになる。さらに2025年9月には株主優待制度の拡充(優待の追加)を発表した。2025年12月末日、2026年3月末日及び2026年6月末日時点の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載(6ヶ月以上の継続保有)され、かつ、そのすべての株主名簿において500株以上保有している株主を対象に、暗号資産(ビットコイン)を抽選で贈呈する。

■サステナビリティ経営

太陽光パネル普及を推進するサステナブルな住まいづくりを推進

サステナビリティ経営については2021年3月にSDGs宣言を行い、サステナブルな住まいづくりを通じて豊かな暮らしと幸せの実現、地球環境への配慮に貢献する方針を打ち出した。その後、2022年9月には自社事業活動で排出するCO2排出量を2030年までに実質ゼロとするカーボンニュートラル宣言、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同及びTCFDコンソーシアム参画を発表、同年10月にはGX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想への賛同を表明、同年12月には木造戸建モデル住宅について業界初となるCFP(カーボンフットプリント)宣言登録を発表、2023年5月にはパリ協定の目標達成を目指したSBT(Science Based Targets)の認定を取得した。なお同社は請負契約の顧客に対して無料の太陽光パネル設置を提案している。2025年6月期の太陽光パネル設置率は66.1%だった。この点でもカーボンニュートラルの実現に貢献している。

さらに人的資本経営の一環として同社は、従業員持株会+取引先持株会に加え、ESOP(Employee Stock Ownership Plan)制度を導入し、全従業員がオーナー的思考で行動する全員経営の仕組を構築している。こうした取り組みも奏功し、「マイナビ・日経2024年卒大学生就職企業人気ランキング」において、同社は九州・沖縄エリア総合19位、九州・沖縄エリア住宅・不動産業界1位を獲得するなど、高い人材採用力も持っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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