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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は戻りの鈍い値動きか、米雇用情勢悪化と円買いが下押し

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は戻りの鈍い値動きか、米雇用情勢悪化と円買いが下押し
7日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りが鈍い値動きを予想する。米国の雇用情勢悪化が警戒され、根強い追加利下げ観測からドル売り先行の見通し。また、日銀の今後の利上げが意識されれば円買いに振れ、ドルの下押し圧力となりそうだ。

前日の海外市場で米雇用関連指標の弱さを受け、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が再浮上。米長期金利が低下し、ドルが主要通貨に対して軟化した。ユーロ・ドルは1.1550ドル台に切り返し、ドル・円は152円80銭台まで円高が進行した後、米株価が下げ止まると153円付近に持ち直した。本日アジア市場で日経平均株価の急反落で円買いが先行したものの、ドルは値ごろ感から買い戻され、ドル・円は底堅く推移した。

この後の海外市場は米国経済の不透明感が意識されやすい。米雇用統計の発表が2カ月連続で見送られている中、労働市場の弱さが改めて材料視される見通し。FRBの年内利下げ観測はやや後退したが、積極的なドル買いを支える材料にはなりにくい。一方で、日銀の早期追加利上げ観測が再燃すれば円買いが強まり、ドルの戻りを抑制する展開が予想される。ドル・円は前日の下落を受けて買い戻しが入りやすいものの、方向感を探る値動きとなりそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 加・10月失業率(9月:7.1%)
・22:30 米・10月失業率
・22:30 米・10月非農業部門雇用者数
・22:30 米・10月平均時給
・24:00 米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報(予想:54.0、10月:53.6)

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fisco

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