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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】Veritas In Silico—3Qはプラットフォーム事業において欧州及び米国で特許権が付与

*11:40JST Veritas In Silico---3Qはプラットフォーム事業において欧州及び米国で特許権が付与
Veritas In Silico<130A>は11日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)決算を発表した。事業収益が前年同期比60.1%減の0.65億円、営業損失が2.87億円(前年同期は1.21億円の損失)、経常損失が2.83億円(同1.43億円の損失)、四半期純損失が2.85億円(同1.45億円の損失)となった。

プラットフォーム事業は、創薬プラットフォームibVISを活用し、東レ、塩野義製薬、ラクオリア創薬、並びに武田薬品工業との共同創薬研究を進めており、さらなる提携先の獲得に向け、mRNA標的低分子創薬に関心を持つ国内外の製薬会社を対象に、同社のプラットフォーム技術紹介等のアプローチを進めた。また同社が保有する特許のうち、創薬プラットフォームibVISの基盤部分を構成する、RNAを標的とした低分子創薬の基盤技術に関するものについて、1月には欧州域内で、7月には米国で特許権が付与され、日本、欧州、米国での権利化が達成された。

パイプライン事業は、数千ある遺伝子候補のなかから、高い将来価値が見込まれるもの、販売開始までの研究開発期間が相対的に短いと見込まれるものなどを選定基準として絞り込み、自社パイプラインの1本目のモダリティは核酸医薬品、対象疾患は心臓血管手術後に惹起される虚血性の急性腎不全と定め、自社創薬研究を開始した。6月には三菱ガス化学との間で、ASOの研究・開発・製造技術の確立を目的とした共同研究契約の締結に至った。また9月には、東京慈恵会医科大学との間で、医薬品を標的臓器に効率よく投与することにより主作用を最大化しながら副作用を最小限に抑えつつ、使用量を削減し、高い治療効果を維持できる新規治療法・薬剤投与法の実証を目的とする共同研究を開始した。

2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比53.2%減の0.91億円、営業損失が3.97億円、経常損失が3.91億円、当期純損失が3.94億円とする10月14日発表の修正計画を据え置いている。

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