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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】極東貿易—2Qは2ケタ増収増益、通期予想の上方修正及び期末配当の増配を発表

*12:55JST 極東貿易---2Qは2ケタ増収増益、通期予想の上方修正及び期末配当の増配を発表
極東貿易<8093>は12日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比49.5%増の318.17億円、営業利益が同60.1%増の12.75億円、経常利益が同38.9%増の14.18億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同22.1%増の9.37億円となった。

産業設備関連部門の売上高は前年同期比24.10億円増の81.12億円、営業利益は同2.27億円増の5.23億円となった。産業インフラ関連事業では、海外プラント向け重電機器が昨年度に引き続き好調を維持した。この他、資源掘削・探査関連事業に加え、航空宇宙・防衛関連事業も伸長した。加えて、欧州地域におけるリチウムイオン電池事業は、需要の増加を背景に増益となった。

産業素材関連部門の売上高は同70.72億円増の138.91億円、営業利益は同1.87億円増の3.28億円となった。機能素材関連事業では、前年度に連結子会社化した汎用プラスチック・エンジニアリングプラスチック事業が業績に寄与した。また、生活・環境関連事業においても、旺盛な需要を背景とした航空機向け接着剤の追加受注などにより、堅調に推移した。

機械部品関連部門の売上高は同10.57億円増の98.14億円、営業利益は同0.63億円増の4.18億円となった。精密ファスナー(ねじ類)関連事業は、引き続き堅調に推移したことに加え、前年度に連結子会社化した船舶補修部品事業の業績が寄与した。特殊スプリング関連事業もコンストン(定荷重ばね)などの製品が貢献し、業績が改善した。

2026年3月期通期について、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比17.0%増(前回計画比8.8%増)の620.00億円、営業利益が同7.9%増(同22.2%増)の22.00億円、経常利益が同6.9%減(同11.9%増)の23.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同54.3%減(同6.3%増)の17.00億円としている。

また、同日、2026年3月期の期末配当金を前回予想から2.00円増配の37.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は72.00円(前期比2.00円増配)となる。

<NH>

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