*17:53JST 金は週明けに大幅上昇で押し目完了 サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金は週明けに大幅上昇で押し目完了』と述べています。
続けて、『先週のNY金(12月)は、米政府機関の一部閉鎖の長期化などを背景に安全資産として買われ、底堅く推移した。週終値は1オンス=4009.80ドルと大台を回復して引けた』と伝えています。
また、『米経済指標も芳しくなく、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが想起された』と述べています。
そして、『11日のNY金は、米政府再開後の経済指標発表を控えて利益確定売りが強まり3営業日ぶりに反落。前日比5.70ドル安の4116.30ドル。米上院は10日、つなぎ予算案の修正案を可決し、下院に送付した。下院での再可決後にトランプ大統領の署名を経て成立する見通し。史上最長となった米政府機関の再開に向けて前進が見られる中、市場は再開後の経済指標発表に向かった』と伝えています。
一方、『政府機関再開のニュースが出ても金の現物需要は堅調。金ETFは先週6日から増加傾向にあり、11日には前日比4.3トン増の1046.36トンとなった』と伝えています。
陳さんは、『NY金(12月)は3500ドルを上値抵抗線とするもち合いが4月中旬から8月下旬までおよそ4か月続いた後に、わずか2か月余りで900ドル(およそ25.7%)も上昇した。10月20日高値4398ドルと28日安値3901.3ドルにフィボナッチ比率を当てはめると、戻りの目安は、0.38倍=4090ドル、0.5倍(半値)=4150ドル、0.62倍=4210ドルが算定される。11日には4155ドルの高値を付けており、半値戻しは達成された。4150ドルに水準が切りあがれば4200ドルに向けて上昇しよう』と考察しています。
また、『ドル円は1ドル=155円が目前に迫り、片山財務相から円安牽制発言が出て、円安進行にブレーキがかかった。ただ、ドルの地合いは強く153~154円で推移している。』と述べ、『OSE金は、10月20日高値22288円と28日安値19413円にフィボナッチ比率を当てはめると、戻りの目安は、0.38倍=20506円、0.5倍(半値)=20850円、0.62倍=21200円が算定される。既に20850円に達しているため、半値戻しを終えて、21000を目指す展開から、22000円に向けて上昇する可能性が高まろう』と述べています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月12日付「金は週明けに大幅上昇で押し目完了」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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