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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】テスHD–売上高は前年比+53%と大幅成長 蓄電池EPCの大口受注は累計367億円、成長加速に寄与

*15:22JST テスHD--売上高は前年比+53%と大幅成長 蓄電池EPCの大口受注は累計367億円、成長加速に寄与
テスホールディングス<5074>は14日、2026年6月期第1四半期(25年7月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比53.0%増の127.09億円、営業利益は同5.3%増の9.95億円、経常利益は同23.7%減の5.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同96.3%減の0.25億円となった。

エンジニアリング事業の売上高は前年同期比52.2%増の56.46億円、セグメント損失は0.51億円(前年同期は1.21億円の利益)となった。エンジニアリング事業(受託型)は前年同期比で売上が増加した。省エネルギー系設備に関するEPCについては、前年同期比で案件規模が拡大し、工事の進捗も順調に推移した。また、再生可能エネルギー系設備に関するEPCについては、前年度に受注した蓄電システム案件を中心に工事が順調に推移した。エンジニアリング事業(開発型)については、前年同期に売上計上があった鹿児島県におけるFIT制度を活用した太陽光発電所(発電容量:約8.0MW)の工事が前年度に完了したことに加え、新たな開発型EPCがなかったことから、売上計上はなかった。

エネルギーサプライ事業の売上高は同53.6%増の70.62億円、セグメント利益は同36.9%増の11.04億円となった。再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電については、連結子会社の保有分における件数及び発電容量が増加し、前年同期比で売電収入に伴う売上が増加した。オペレーション&メンテナンス(O&M)については、大型O&M案件の契約満了に伴うメンテナンス業務等が前年同期比で減少したことから、前年同期比で売上が減少した。電気の小売供給については、顧客向けの電力料金が日本卸電力取引所(JEPX)のスポット価格と連動する市場連動型メニューによる供給量が拡大したことから、前年同期比で売上が増加した。資源循環型バイオマス燃料供給については、連結グループ外向けのPKS燃料販売を行わなかったことから売上計上はなかった。

2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比28.1%増の470.00億円、営業利益は同41.3%増の36.00億円、経常利益は18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同485.8%増の12.00億円とする期初計画を据え置いている。

<AK>

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