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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米緩和観測や円買いが下押し圧力に

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米緩和観測や円買いが下押し圧力に
28日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含みか。米金融政策の一段の緩和に思惑が広がり、ドル売り継続。一方、日銀の早期追加利上げ観測や政府の円安牽制で円買いに振れやすく、ドルを下押しする場面もあろう。

前日は感謝祭による休場で主要な取引が限られ、動意の薄い展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は来月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げに踏み切るとの見方から、ドル売りに振れやすい地合いに。ユーロ・ドルは1.1570ドル台から1.16ドル付近に戻し、ドル・円は156円40銭付近で伸び悩んだ。本日アジア市場で日経平均株価は弱含んだほか、仲値にかけてのドル買い後、ドル・円の戻りは抑制された。

この後の海外市場はブラックフライデーで流動性は低下。下値では買いが入りやすい地合いが続くだろう。ただ、足元の米経済指標の一部に弱さがみられ、12月FOMCでの追加利下げ観測がドルの上値を抑える要因となりそうだ。また、来週には米雇用統計など重要イベントを控え、まとまった買いは入りづらい。一方、日本では財政悪化懸念が根強く円の上値を圧迫するものの、高値圏では当局の為替介入が警戒され、上値は重いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 スイス・7-9月期国内総生産(予想:前年比+0.6%、前期:+1.3%)
・17:55 独・11月失業率(予想:6.3%、10月:6.3%)
・21:00 南アフリカ・10月貿易収支(9月:+218億ランド)
・22:00 独・11月消費者物価指数(予想:前年比+2.4%、10月:+2.3%)
・22:30 加・7-9月期国内総生産(予想:前年比+0.6%、前期:+0.7%)

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fisco

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