*16:35JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比-0.37(低下率1.31%)の27.97と低下した。なお、高値は30.99、安値は27.80。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。今日と明日に開かれる日銀金融政策決定会合とその後の株価動向への警戒感が継続したが、今日は取引開始後に日経225先物が下値の堅い展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが限定的となり、日経VIは上昇幅を縮小。取引終了時に低下に転じた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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