*08:25JST 海外勢不在で上値の重い展開か
[本日の想定レンジ]
24日のNYダウは288.75ドル高の48731.16ドル、ナスダック総合指数は51.47pt高の23613.31pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比100 円高の50440円だった。本日は前日の米国株の上昇を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は半導体関連株の上昇がけん引し、日経平均は上昇したものの、為替相場がじりじりと円高に振れたことから自動車株など輸出株が値を消し、小幅に反落した。ローソク足は小陰線を形成した。5日移動平均線(49933)が上昇傾向にある25日線(49887円)を上回りゴールデンクロスを示現し、上昇トレンド入りへの期待が高まることになりそうだ。前日の米国市場は、サンタクロースラリーへの期待感から主要株価指数が上昇したほか、円相場も前日からやや円安に振れており、投資マインドを上向かせる要因になりそうだ。また、先週に強気な業績見通しを開示したマイクロン・テクノロジーが4%近く上昇したことも東京市場の半導体関連株買いに貢献するかもしれない。ただ、25日の欧米市場はクリスマスで休場となるため、海外勢の市場参加は見込めないことから、積極的な売り買いを仕掛ける向きは乏しいだろう。また、今週に入り、50500円を上抜けてくると、上値の重さが意識される展開が続いており、利益確定売りが上値を圧迫することが予想され、次第に模様眺め姿勢が強まることになりそうだ。上値メドは、心理的節目の51000円や11月11日の高値(51513円)、心理的節目の52000円、下値メドは、心理的節目の50000円や25日移動平均線(49887円)、心理的節目の49000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限50700円-下限50200円
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