DAIBOUCHOU氏は総選挙後の日本株市場をどう見ているのか(高市早苗・首相/時事通信フォト)
投資をしている人にとって、資産1億円超の“億り人”は憧れの存在だが、なかには「資産10億円」というさらなる高みに到達した人がいる。そのひとりが、マネーポストWEBでおなじみのDAIBOUCHOU氏だ。会社員時代に元手200万円から投資を始め、ハンドルネームの通りに資産は大膨張。割安成長株への超分散投資を武器に10億円超の資産を築いてきた。
野村総合研究所が2025年2月に発表したレポートによれば、金融資産5億円以上の「超富裕層」は全世帯のわずか0.2%だという。分類はされていないが、10億円以上となるとさらに少なくなるだろう。株式投資によって資産を10億円まで増やすのは至難の業であり、達成者はまさに一握りの凄腕投資家と言える。
“億り人”ならぬ“10億り人”は、空前の高値圏で推移する今の相場にどのように向き合っているのか。DAIBOUCHOU氏に見解を聞いた。
日経平均株価は年初から最高値を更新し、解散総選挙の報道後は上昇基調がさらに加速。一時は5万4000円台に到達した。しかし、DAIBOUCHOU氏は慎重な見方をしている。
「非常に強い相場のあとに『暴落』が来るというのは、パターンとして繰り返されています。思い返されるのは2005年、当時の日本株市場も活況に沸いていましたが、翌2006年には暴落に見舞われました。現在の相場にも“過熱感”がみられるので、そのうち強い調整が入って暴落する可能性があります。
すでにかなり株価が上がって割高になっている銘柄を追いかけるのは注意が必要です。2005年の時も、東証マザーズなど新興市場のグロース株が上がっていたのですが、そういう銘柄ほど暴落時に大きく下落しました。上昇相場の局面で中途半端に(資金を)突っ込んでしまうと、あまり恩恵もないまま下がる時だけフルにダメージを食らってしまい、大損することになりかねません」(DAIBOUCHOU氏、以下同)
【PROFILE】
DAIBOUCHOU/1973年生まれ、東京都在住。各企業の財務諸表分析を中心とした、割安成長株への超分散投資を得意とする。2000年の会社員時代に200万円の元手から株式投資を始めて、約4年で「億り人」になる。その後、安定重視の中長期投資にシフトして、資産10億円を達成。著書に『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円: 10日で学ぶ10年10倍株の探し方』(東洋経済新報社)など。
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