*08:08JST 18日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は大幅反落、インフレ加速で年内の利下げ期待後退
■NY株式:米国株式市場は大幅反落、インフレ加速で年内の利下げ期待後退
米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は768.11ドル安の46225.15ドル、ナスダックは327.11ポイント安の22152.42で取引を終了した。
イランが石油関連施設等が攻撃を受けたことを明らかにし原油価格が一段と上昇したほか、生産者物価指数(PPI)が予想以上に加速したため利下げ期待の後退に寄り付き後、下落。終日軟調に推移し、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定、パウエル議長が会見でインフレに進展が見られない限り「利下げはない」との発言で一段と売られ、終盤にかけ、下げ幅を拡大し、終了。セクター別では、消費者サービスが下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は第4四半期決算で既存店売り上げが予想を上回ったため、上昇。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は決算を好感した買いが続いた。家具や台所用品販売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)は第4四半期決算で1株当たり利益が予想を上回り、上昇。
オンライン署名ソリューションを提供するドキュサイン(DOCU)は第4四半期決算の内容が予想を上回ったほか、通期見通しが好感され、上昇。食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は値下げが響き第3四半期の利益、売上高が減少、通期の見通しを引下げ、下落。携帯端末のアップル(AAPL)はホーム機器のハードウエア部門の幹部の移籍が明らかになり、人材流出が警戒され、下落。
半導体部品、フラッシュメモリ製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を大幅に上回ったが、時間外取引で利益確定と見られる売りが先行している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:原油高&FRB議長のタカ派発言で年内利下げ観測後退、ドル反発
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円00銭から159円90銭まで上昇し、159円88銭で引けた。イランが国内大規模ガス田や石油関連施設に空爆を受けたことを明らかにしたため原油価格が上昇したほか、2月生産者物価指数(PPI)が予想以上に加速したためドル買いが強まった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定も議長が前会合と同様に利上げも協議したことを明らかにし、金利上昇に連れたドル買いに一段と拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1548ドルから1.1450ドルまで下落し、1.1455ドルで引けた。ユーロ・円は183円83銭へ上昇後、183円05銭まで反落。ポンド・ドルは1.3363ドルから1.3253ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7860フランから0.7936フランへ上昇した。
■NY原油:上昇一服、一時98.67ドルまで値上り
18日のNY原油先物5月限は上昇一服。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.07ドル(-0.07%)の95.46ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは91.45-98.67ドル。アジア市場で91.45ドルまで売られたが、ホルムズ海峡の早期再開は実現困難であるため、米国市場の前半にかけて98.67ドルまで値上り。米金融政策決定後に94.21ドルまで売られたが、原油先物の再上昇に対する警戒感は消えていないため、通常取引終了後の時間外取引では主に96ドルを挟んだ水準で推移。なお、18日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+0.11ドル(+0.11%)の96.32ドルで通常取引を終了。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 46.83ドル -0.45ドル(-0.95%)
モルガン・スタンレー(MS) 158.93ドル +1.10ドル(+0.69%)
ゴールドマン・サックス(GS)805.48ドル -1.56ドル(-0.19%)
インテル(INTC) 45.03ドル +0.97ドル(+2.20%)
アップル(AAPL) 249.94ドル -4.29ドル(-1.68%)
アルファベット(GOOG) 306.30ドル -3.11ドル(-1.00%)
メタ(META) 615.68ドル -6.98ドル(-1.12%)
キャタピラー(CAT) 693.62ドル -8.38ドル(-1.19%)
アルコア(AA) 64.23ドル -1.19ドル(-1.81%)
ウォルマート(WMT) 121.98ドル -3.10ドル(-2.47%)
<YY>