*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、原油高・ドル高も上値で介入に警戒
26日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東紛争の長期化懸念で原油相場が再び上向き、強い不透明感からドル買い先行の見通し。ただ、160円以上の水準では為替介入が警戒され、上値の重さが意識されそうだ。
トランプ米政権はイランに15項目の停戦計画を提示したと報じられ、前日は中東情勢の悪化懸念は一服。ただ、イラン側は和平案を拒否したとされ、紛争収束に向けた期待収縮により原油相場は再び上向き、ドル買い要因となった。ユーロ・ドルは1.1610ドル台から1.1550ドル付近に軟化し、ドル・円は158円70銭台から159円50銭に接近。本日アジア市場は原油相場をにらみ、ドル・円は159円半ばで底堅く推移した。
この後の海外市場は引き続き中東情勢の行方を見極める展開。米国の紛争終結に向けた動きが期待されるが、イラン側はそれを拒絶し徹底抗戦の姿勢を崩していない。現時点では戦乱の長期化が懸念され、原油高・金利高・ドル高の基調が続くとみられる。ただ、今晩発表の新規失業保険申請件数は前回から悪化が予想され、景気減速懸念によるドル売りが重石に。また、160円以上の水準では日本の為替介入が警戒され、一段の上値を抑えるだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.0万件、前回20.5万件)
・22:00 南アフリカ準備銀行が政策金利発表(予想:6.75%、前回:6.75%)
<CS>