*12:30JST ドリーム・アーツ Research Memo(10):SmartDBによる市民開発の認知向上と顧客基盤拡充を目指す(1)
■中期経営計画
1. 中期経営計画の概要
ドリーム・アーツ<4811>の2025年8月に中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)を公表した。2025年12月期に成長に向けた経営基盤を整えたうえで、2028年12月期に売上10,000百万円突破を目指す。大企業における業務システム開発の主流が、IT人材の不足から現場によるノーコード開発にシフトすることを見据えて、2028年12月期末までに1,000名以上の大企業・大組織における導入シェア10%超を目指す。母数は約3,700社あり、2026年12月期初の計画における導入社数200社から2028年12月期には380社を目指す。年平均60社の新規導入を目指し、顧客基盤を拡充する。「SmartDB」を成長エンジンとしたオーガニックな成長による売上基本計画を8,700百万円とし、M&A機会の模索により10,000百万円超まで売上高を上積みする。
営業利益は売上基本計画に対して2,000百万円、営業利益率約23.0%を基本計画とし、M&Aにより営業利益率を維持し利益を上積みする。売上基本計画8,700百万円のうちホリゾンタルSaaSの売上は6,290百万円と2025年12月期の業績予想値3,534百万円の約1.8倍で、CAGR(年平均成長率)は約21%だ。また、同社はホリゾンタルSaaSの前受金モデル(導入時に一定期間の前受金を受け取り、契約債務に計上する)を通じて売上発生前に資金を確保できることと、利益成長の相乗効果により安定的なキャッシュ・フローを創出しており、機会があればいつでもM&Aに投資できる強みがあり、M&A案件のソーシングをさらに積極的に進めていく方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 若杉 孝)
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