4月からは電気代も値上がり(写真:イメージマート)
経験したことがないような物価高が日本を襲うなか、家計を守るために、何ができるのか。必要なのは大鉈を振るう支出カットでも、大儲けを狙う博打でもない。ひとつひとつは簡単にできる細かな見直しによって、暮らしの収支を大きく改善できるチャンスがある──。
電気代とガス代に対する政府の補助金が打ち切りになり、4月からは家庭の光熱費まで高くなる。消費生活アドバイザーの和田由貴氏が指摘する。
「東京電力によれば4月の電気代は平均的な家庭で月406円の増加。ガス料金は単純計算で月240円増になりそうです」(和田氏・以下同)
対抗するには細かな節約が欠かせない。まずは契約アンペアの見直しだ。
「子供が独立して家に夫婦だけなら50A契約を30Aに変える。(東京電力では)月額623円、年間7500円ほど節約になります」
来年からエアコンの省エネ性能基準が厳格化される。この「エアコン2027年問題」にも先手を打つ考え方もある。
「高性能省エネエアコンの需要が増え、価格が上がることが見込まれます。古く性能の落ちたエアコンを使用する家庭は、省エネエアコンで電気代の節約にもなるので、先んじて買い替えを検討してもいいでしょう」
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