*08:25JST 米ハイテク株安を映して利食い売り先行へ
[本日の想定レンジ]
12日のNYダウは56.09ドル高の49760.56ドル、ナスダック総合指数は185.92pt安の26088.20pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比160円安の62500円だった。本日は、米ハイテク株の下落を映して利益確定売りが先行して始まることが想定される。前日は、原油高の影響を受けにくい半導体・人工知能(AI)関連株が買われたことなどが相場を支え、日経平均は3営業日ぶりに反発した。ローソク足は上下にヒゲを伴う小陽線を形成し、62700円程度での売り買い拮抗状態にあることを示唆しているようだ。前日の米国市場は、米国とイランの戦闘終結協議が難航するなか、原油価格が上昇し、業績が景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄が買われた一方、ハイテク株は売られた。NYダウは小幅に続伸したものの、ナスダック総合指数やSOX指数は反落した。ナイトセッションの日経225先物も下落しており、本日の東京市場は米テック株安を背景に半導体関連株などを中心に売られることが見込まれる。また、12日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.8%上昇し、3月の3.3%上昇から伸び率が加速した。これを受け、インフレ高進への懸念から利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇している。米金利高が国内のグロース株にも悪影響を及ぼしそうなことも買い見送り要因になることが想定される。ただ、本格化している国内企業の決算はおおむね良好な内容なものが多く、好決算銘柄に投資資金がシフトする流れは不変で、相場を下支えする材料になるかもしれない。また、本日の取引終了後にはソフトバンクG<9984>、15日にはキオクシアHD<285A>といった注目企業の決算発表が予定されている。AI関連株買いにつながる新たな買い材料が出てくるのか確認したいところだ。上値メドは、心理的節目の63000円や63500円、64000円、64500円、下値メドは、5日移動平均線の62044円や心理的な節目の62000円や61500円、60000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62800円-下限62000円
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