*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日本の為替介入警戒で上値の重さを意識
17日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の引き締め的な政策に思惑が広がれば、ドル買い先行の見通し。ただ、日本の為替介入への警戒感から、160円後半は上値の重い展開が予想される。
和平協議中の米国とイランは戦闘終結の覚書に署名し、前日はホルムズ海峡の安全航行による原油の供給問題解消が好感された。ただ、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが見込まれるものの、今後のタカ派的な政策方針をにらみ、ユーロ・ドルは1.1610ドル付近でドル買いが重石に。ドル・円は日銀金融政策決定会合の通過により円売りで160円台半ばに浮上。本日アジア市場でもその流れが受け継がれている。
この後の海外市場は米金融政策が焦点。FRBはFOMCでの討議を踏まえ、現行政策を維持する公算。当局者による金利見通しについては、年内利上げの可能性が示唆される可能性がある。ただ、今後の引き締め的政策方針についてはある程度織り込まれ、想定内の内容ならドル買いは限定的に。中東情勢の不透明感は後退しつつあり一段の原油安ならドル買いを弱める。一方、4月30日に日米政策発表後に日本が為替介入に踏み切った経緯があり、警戒感からドルの上値は引き続き重いだろう。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(5月) 予想2.5% 前回2.5%
・21:30 米・小売売上高(5月) 予想0.4% 前回0.5%
・23:00 米・中古住宅販売成約指数(5月) 前回1.4%
・27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表 予想3.75% 前回3.75%
・米・FOMC終了後、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
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